よくあるお問合せから、目的に合わせてご案内いたします。
ご希望・ご不明点の内容に応じた項目へお進みください。
主原料はフェノール樹脂です。合成樹脂のひとつで、自動車のブレーキパットやパソコンの半導体封止用材、身近なところではナイロンタワシや飲料用缶の内塗装(サビ防止)・包丁の持ち手部分などに使われています。
基本的に硬さの違いで『ハード(硬い)』・『スタンダード(普通)』・『ソフト(柔らかい)』の3種類の硬さに分かれております。その他にサイズ分けでノーカットサイズ・ジャンボサイズ・花筒にピッタリのキングサイズ・プラオトシ等にピッタリのビックサイズ・カットする手間が省けるデュエット(1/2サイズ)・トリオ(1/3サイズ)・ハーフスライスサイズ・1/3スライスサイズ等豊富に取り揃えております。 また、別注カットにも対応しております。
フェノール樹脂を主原料としている特性上、長期間紫外線や空気にさらされると徐々に変色いたします。保管中は温度の高い場所及び直射日光の当たり易い場所での保管は避けて下さい。
また、製造から1年以上経過しているものにやや黄緑色に変色しているものが見られますが、紫外線での変色と同様に吸水性能にはまったく問題ありません。
アクアカラーフォームは通常の生花用フローラルフォームと同様、フェノール樹脂を主原料とすることにこだわっております。フェノール樹脂を使用している以上、紫外線等による退色は避ける事は出来ませんが、通常のフローラルフォームの特性である花を挿しやすく、吸水時間が早く、保水性に優れている事が重要な要素と考えたからです。
また、通常フローラルフォーム同様、有害性物質の発生は無く環境にやさしい製品である事を優先し開発されています。カラーパウダーも同じ原料を使用していますので、非常にきめの細かい製品となっております。
冬場などの極端に水温が低い場合等10℃以下で使用される場合、吸水時間が極端に長く感じられる事があります。こういった場合は水温を20℃以上で吸水される事をお奨めいたします。より水温を上げて使用される事で吸水時間は短くなります。水温と吸水時間の関係については、「アクアフォームの吸水特性を利用したテクニック」をご参照ください。
型取り素材や交通用緩衝材等の工業用製品として、更に施設栽培用の培地素材に活用され始めるなど、他分野でも安全性の高い製品として大いに注目されています。
アクアフォームは日本国内の生産工場で生産されているメリットを生かし、お客様のさまざまなご要望に素早く対応いたします。
標準仕様でない為(別注カット対応は)若干コストが掛かりますが、多量にカットする場合は人件費を掛けるよりも安価に提供できますので、お気軽にお申し付け下さい。詳細は弊社までお問い合わせ下さい。
太陽光や蛍光灯などの光の影響や時間の経過により変色することがありますが、品質に問題はありません。ただし、なるべく直射日光などの光の当たらない場所での保管をお勧めします。また、吸水性のある製品ですので、温度や湿度の高いところでは吸収・排出を繰り返し品質を落とす可能性があるため、未使用のものは箱のフタを閉めて風通しの良いところで保管してください。
アクアフォームは燃やしてもダイオキシンは出ませんが、基本的には各地自治体の廃棄区分(プラ)にしたがって処理してください。また、いらなくなったフォームは細かく砕いて園芸用土などに混ぜて使うこともできます。空気と水分をたくさん含むので植物がよく育ちます。
弊社のフォームは防腐効果をもたせる為、フォームを弱酸性に維持しており、これによりバクテリア等の繁殖を抑制しております。勿論、気温・水温・花の使用量及び花自体の腐敗の程度により水腐りの程度に差は生じますが、フォームを使用していない花瓶の水に比べれば水腐りを抑える効果は得られます。
万一、お子様が間違ってアクアフォームを口にしてしまった場合でも毒性はありませんので問題ありません。無理に吐かせずに食べ物のカスと共に出てくるのを待ってください。
大量に飲み込んだ場合や不調を訴える場合などはお近くの医療機関へご相談下さい。
粉が目に入った場合は、こすらずに流水で洗い流して下さい。それでも異物感がする場合は、医師の診断を受けて下さい。